第3回
 さてこのような経緯で生まれた会社ですが、登記するには社名が必要です。自分や社員さん、株主様の夢をかなえる社名はどんなものがふさわしいのか大いに悩みました。
 私は壮大な宇宙が好きでしたので、コスモスがいいかなと思いましたが、株主であるIさんの"ダメ"の一言でこれは没になりました。単純に"ソフトウェア開発株式会社"あるいはシステム開発会社の略語で"SDK"など、いろいろ考えましたがどれもよさそうですが、どこかしっくりしない ということでなかなか決まりませんでした。
 そこで、社名を考えるのに少し整理してみることにしました。
 一つは、たいていは名簿を作成すると50音に並べるので絶対に一番先にくる"あ"にしょうと決めました。これはアート引越しセンターが電話帳で一番初めにくるというので"アート"とにした。ということにあやかろうということです。
 この"あ"については個人的なこだわりもあります。実は私の旧姓は"や"でした。ですから、何をするにしても"や"は最後の方なので気の弱い私は順番待ちがとてもイヤでその体験が強く残っているということがその理由です。
 二つめは、IBMのように覚えやすく分かりやすい3文字で表現できるようにしょうとしました。というような訳で"あ"で始まる"I"から始まる3文字の社名にすることにしました。
 その"I"はIkeda、IBM、Internationalそして"愛"の意味が込められています。そして"C"はComputer、Communication、Creative "S" Service、Support Solution で "ICS"という社名ができあがりました。 "ICS"の意味は、と聞かれますがこのように当初から特定な意味は持たせないで最近まで来ていました。
 しかし、経営理念を実践して行くには、社名の意味があいまいではお客様や社員さんにもICSの考えが理解していただけないという事から、今年度からは会社案内などの書類に"ICS"をInteractive Creative Solution と表現しています。これは、お客様と良いコミュニケーションをとり、経営に関する問題をより深く理解し、創造性を発揮し提案・解決するという意味です。


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